• "抜本的強化"(/)
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  1. 泉南市議会 2020-06-09
    令和2年第2回定例会(第6号) 本文 開催日: 2020-06-09


    取得元: 泉南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前10時30分 開議 ◯議長(南 良徳君) おはようございます。ただいまから令和2年第2回泉南市議会定例会継続会を開議いたします。  直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において13番 和気信子議員、14番 田畑 仁議員の両議員を指名いたします。  次に、日程第2、議案第26号「令和2年度大阪泉南樽井地区財産区会補正予算(第1号)」から日程第4、議案第28号「令和2年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計予算」までの3件を一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました本3件について、令和2年度予算審査特別委員長から報告を求めます。令和2年度予算審査特別委員長 河部 優議員河部議員。 2 ◯令和2年度予算審査特別委員長河部 優君) ただいま議長より報告の旨の御指名を受けましたので、これより今定例会において、令和2年度予算審査特別委員会に付託を受けました、議案第26号「令和2年度大阪泉南樽井地区財産区会補正予算(第1号)」から議案第28号「令和2年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計予算」までの3件について御報告申し上げます。  本特別委員会は、去る5月29日、委員並びに市長以下関係理事者の出席の下、開催し、慎重に審査を行いました。  なお、本報告につきましては、委員長一任の了承の下、作成したものであり、議員皆様に事前に委員会会議録のうち、討論採決部分特急反訳原稿を御確認いただいておりますので、結果のみの報告とさせていただきます。  また、採決結果につきましては、本日、皆様方タブレットに掲載いたしております本特別委員会審査報告書のとおりでございますので、御参照いただきますようお願いいたします。  それでは、御報告を申し上げます。  議案第26号「令和2年度大阪泉南樽井地区財産区会補正予算(第1号)」は、質疑の後、討論はなく、全会一致原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号「令和2年度大阪泉南一般会計予算」は、質疑の後、反対討論があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号「令和2年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計予算」は、質疑の後、反対討論があり、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  以上が本特別委員会に付託を受けました議案3件についての審査の結果でございます。甚だ簡単ではございますが、私の報告とさせていただきます。 3 ◯議長(南 良徳君) この際、お諮りいたします。ただいまの委員長報告に対する質疑については、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 4 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって委員長報告に対する質疑については省略することに決定いたしました。  初めに、議案第26号「令和2年度大阪泉南樽井地区財産区会補正予算(第1号)」について討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。
     以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第26号「令和2年度大阪泉南樽井地区財産区会補正予算(第1号)」を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 5 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第26号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号「令和2年度大阪泉南一般会計予算」について討論を行います。討論はありませんか。────大森議員。 6 ◯12番(大森和夫君) 日本共産党を代表しまして、議案第27号、令和2年度大阪泉南一般会計予算反対討論を行います。  3月議会令和2年度予算案が否決されました。当初予算が否決されるという竹中市長に厳しい審判が下されました。一方的な全学校プールの廃止と府下最低就学援助金の改善がないなど、子どもに冷たい予算であること。  さらに、くみとり券の着服事件について、信頼回復が不十分であるため、日本共産党泉南会議員団予算反対いたしました。  ところが、今議会に提案された本予算は、これらの問題点について改善がなく、賛成できません。  学校プール事業は、使用可能なプールも廃止し、幼稚園児、小学生、中1生が9月から翌年2月まで、真冬もマイクロバスの窓を半分開けて屋内プールに通います。  屋内プールでは、2レーンしか使用できず、更衣室も3密状態で、真冬の換気や消毒も簡単ではありません。11月から2月にかけてプール授業が当てられた学校は、インフルエンザによる学級閉鎖などで、学校プール授業が受けられない可能性も出てきます。  プール授業の後、ぬれた体で窓を開けたマイクロバスで帰るとき、風邪を引かないか、心配です。コロナ休校で授業時間の確保が大変なとき、1時間もかけて屋内プールに通うことは、子どもや教職員にとって大変な負担になるでしょう。  教育委員会は、子どもたちに水に親しむ機会をつくってあげたい。そのために屋内プール授業は実施すると答弁しています。  本気で子どもたちに水に親しむ機会をつくってあげたいと思うのであれば、使用可能な学校プール市民プールとして夏休みに市民に利用できるようにすべきです。  さらに、子どもの立場に立つのであれば、子どもの意見を聞かずに、一方的に全学校プールを廃止することこそ、見直すべきです。  就学援助金制度は経済的に大変な家庭に市が援助するものです。泉南市では、給食費の実費ではなく、7割を修学旅行費も実費ではなく、8割の補助にとどまっています。どの自治体でも実費を負担するのは当たり前になっています。  就学援助費は、児童・生徒の4人に1人が利用する子育て支援の重要な施策です。どの自治体でも子育て世代を支援し、子育て世代を呼び込む努力を行っています。子育て世代が増えれば、人口減の歯止めになり、税収も増えます。  さらにコロナ禍の下で学校給食無償化する自治体が近隣でも増えています。そんな中、かたくなに就学援助費全面補助を否定する泉南市は、子育て世代から見放されてしまいます。  竹中市長は、景気がよくなったら就学援助費を引き上げると述べ、コロナ禍の下での給食無償化は行うつもりがないと早々に議会で答弁しています。  景気の悪化は、子どもたち子育て世代の命に関わるような深刻な事態を起こしています。景気が悪いからこそ、就学援助の拡充や給食の無償化が必要です。困っている市民に手を差し伸べるのが行政の仕事ではないでしょうか。  くみとり代金着服事件真相解明を行う第三者委員会の呼出しに、着服を行った元職員が欠席し、さらにコロナ禍の下で真相解明は進んでいません。  くみとり券の回収で5,000万円もの赤字があったことが、着服事件の下で初めて明らかになりました。  なぜ着服事件を防げなかったのか。財政難、行革といいながら、なぜ赤字が問題にならなかったのか。第三者委員会や警察の捜査任せでなく、市が責任を持って真相解明再発防止に取り組まなければなりません。これでは市民の信頼の回復もできません。  以上の理由で、本予算反対します。皆さんの御賛同を、よろしくお願い申し上げます。 7 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────田畑議員。 8 ◯14番(田畑 仁君) 皆さん、おはようございます。冒頭に申し上げるのは、泉南市役所の行政の職員の皆さんの中では、一生懸命日々仕事をしている人間、そして優秀な人間、たくさんいます。  しかしながら、こういう行政になっているのは、全て竹中市長のリーダーシップのなさ、竹中市長の責任であると私は思っています。  先ほど、共産党大森議員のほうからありましたくみとり券の公金着服については、これはあくまでも決算で述べることでございますけれども、あえて冒頭に申し上げるのは、やはりこれだけ長い月日がたつ中で、議会に全くもって説明がない。これには予算は関係ないですけれども、あえてくぎを刺しておきたいなという思いでございます。  本予算については、竹中市長が就任以来、本当に泉南市史上、最終最後公共事業とも言われる泉南ロングパーク、これを竹中市長が就任なさったときから申されておりましたけれども、本予算で死ぬ気でこの泉南ロングパークを成功させようという思いを感じられません。  そしてまた、コロナ対策でも、全く6万数千人の市民皆さんを守り切らな駄目だ、守らなければならないという思いが、この予算には感じられません。スピードも感じられません。ただ、竹中市長のふてくされた顔しか私は感じられません。  私が前回申し上げて、いつも申し上げているのは、まずは財政難、全くお金がない、何もできない、コロナ対策も打てない、何もできない、隣のまちとまだまだ格差がついてきているこの中では、予算編成をゼロベースにもっていかなければならないと再三言っています。  それについては、我々議会人、我々と言うか、私自身も、市民皆様にお叱りを受けても、竹中市長で進めていくことについては、賛同すると再三述べておりますけれども、今、我々やらなければならないのは、ゼロベース予算編成を進めていかなければなりません。  最後に申し上げます。この今の竹中市政、この本予算に愛を感じられない。  以上です。反対。御賛同よろしくお願い申し上げます。 9 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第27号「令和2年度大阪泉南一般会計予算」を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長報告のとおり原案可決することに賛成議員起立を求めます。  〔賛成者起立〕 10 ◯議長(南 良徳君) 起立多数であります。よって議案第27号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号「令和2年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計予算」について討論を行います。討論はありませんか。────大森議員。 11 ◯12番(大森和夫君) 議案第28号、令和2年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計予算に対し、反対討論を行います。  高過ぎる保険料値上げは認められません。国民健康保険大阪府下統一化により、泉南市民に実態の合わない値上げが実施されます。泉南市の場合、市民病院もなく、医療サービスが受けにくい上、市民1人当たりの収入も、最も低いところにあります。  そのため、泉南市の国保料は何とか低く抑えられてきました。ところが、府内統一国保料にするため、毎年国保料値上げされる事態となっています。  コロナ禍の下、市民生活も大変です。国保料値上げでなく、引下げられることが求められています。  以上の理由で、国保料値上げ反対し、予算案反対します。皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。 12 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第28号「令和2年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計予算」を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長報告のとおり原案可決することに賛成議員起立を求めます。  〔賛成者起立〕 13 ◯議長(南 良徳君) 起立多数であります。よって議案第28号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第5、議案第30号「令和2年度大阪泉南一般会計補正予算(第1号)」から日程第7、議案第32号「令和2年度大阪泉南介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」までの3件を一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました本3件について、令和2年度予算審査特別委員長から報告を求めます。令和2年度予算審査特別委員長 河部 優議員河部議員。 14 ◯令和2年度予算審査特別委員長河部 優君) ただいま議長より報告の旨の御指名を受けましたので、これより今定例会において、令和2年度予算審査特別委員会に付託を受けました議案第30号「令和2年度大阪泉南一般会計補正予算(第1号)」から議案第32号「令和2年度大阪泉南介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」までの3件について、御報告を申し上げます。  本特別委員会は、去る5月29日、委員並びに市長以下関係理事者の出席の下、開催し、慎重に審査を行いました。  なお、本報告につきましては、委員長一任の了承の下、作成したものであり、議員皆様には事前に委員会会議録特急反訳原稿を御確認いただいておりますので、結果のみの報告とさせていただきます。  また、採決結果につきましては、本日、皆様方タブレットに掲載いたしております本特別委員会審査報告書のとおりでございますので、御参照いただきますようお願いいたします。  それでは、御報告を申し上げます。  議案第30号「令和2年度大阪泉南一般会計補正予算(第1号)」は、質疑の後、賛成討論があり、全会一致原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号「令和2年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、質疑討論ともになく、全会一致原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号「令和2年度大阪泉南介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」は、質疑討論ともになく、全会一致原案のとおり可決されました。  以上が本特別委員会に付託を受けました議案3件についての審査の結果でございます。甚だ簡単ではございますが、私の報告とさせていただきます。 15 ◯議長(南 良徳君) この際、お諮りいたします。ただいまの委員長報告に対する質疑については、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 16 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって委員長報告に対する質疑については、省略することに決定いたしました。  初めに、議案第30号「令和2年度大阪泉南一般会計補正予算(第1号)」について討論を行います。討論はありませんか。───大森議員。 17 ◯12番(大森和夫君) 日本共産党を代表しまして、議案第30号、令和2年度大阪泉南一般会計補正予算(第1号)に対する賛成討論を行います。  本補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策に関わるもので、賛成します。  日本共産党市会議員団は、4月23日、新型コロナウイルス感染症対策抜本的強化を求める緊急の申入書を提出し、近隣市町で既に実施や計画されているものを要望いたしました。そのうち、水道料金は7月から半年間基本料金半額、ひとり親家庭への2万円の給付や不十分ながら国保、後期高齢者保険傷病手当金給付などが、今回の予算案などで実現します。  感染防止対策学校再開など、緊急事態の解除に対応する予算、国の一律10万円支給や児童手当の1万円上乗せと、大阪府の休業要請に対する補償金に関わる予算コロナ禍で収入が激減した人たちを支援する住宅確保給付金高齢者障害者保育所留守家庭児童会などへの予算が盛り込まれています。予算の規模やスピード感は不十分ですが、評価できるものです。  その他の事業について意見を述べます。  テイクアウト・デリバリー支援事業は、利用者にもメリットがあるように、クーポン券の発行の検討や買物難民解消につながるように取り組まれることを要望します。  GIGAスクール構想は、コロナ禍などで休校になった場合に、オンライン授業を行うために必要なものです。タブレット購入費泉南市にとって大きな負担になりますが、泉南市ではインターネット環境を整えることができる家庭が少ないため、市が購入することは必要なことです。しかし、ランニングコストなどは国が負担すべきです。  市長は、GIGAスクール構想に費用がかかるため、就学援助費引上げ給食費無償化などはできないと述べています。財政難理由老朽校舎が放置され、学校プールが廃止され、就学援助府下最低の基準です。  これ以上、財政難のツケを子どもたちに押しつけるのはやめてください。市職員の能力を引き出し、市民の協力を得て不要不急な事業、無駄な事業を見直して、国にも府にも厳しく要望を突きつけ、就学援助引上げ給食費無償化など、コロナ対策を実現しましょう。  新型コロナウイルス感染症から市民の命と暮らしを守る機敏な対策が求められています。第2段のコロナ対策スピード感を持って実施することを要望して、賛成討論といたします。皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。 18 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第30号「令和2年度大阪泉南一般会計補正予算(第1号)」を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 19 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第30号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号「令和2年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第31号「令和2年度大阪泉南国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 20 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第31号は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号「令和2年度大阪泉南介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」について討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第32号「令和2年度大阪泉南介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。  本件に対する委員長報告原案可決であります。  お諮りいたします。本件については、委員長報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 21 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第32号は、原案のとおり可決されました。  次に、日程第8、議案第33号「泉南国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
     理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。 22 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第33号、泉南国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして御説明申し上げます。  議案書は、5ページをお開き願います。  提案理由につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、被保険者等の収入の減少が見込まれる場合において、既に納期限が経過した国民健康保険料及び保険税につき、減免申請を行うことを可能とするため、本条例を提案するものでございます。  それでは、改正内容について御説明申し上げます。  議案書は6ページを、補助資料は5ページをお開き願います。  特別な理由がある被保険者に対し、国民健康保険法第77条の規定に基づき、国民健康保険料及び保険税について減免を行っていますが、今般、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、感染症の影響により、一定程度収入が下がった被保険者等に対し、令和2年2月1日から令和3年3月31日までの納期限が設定されている保険料または保険税につき、免除等を行うと示されたため、本市国民健康保険条例第47条第2項にただし書を、また附則に1項を加えることにより、既に納期限が経過した国民健康保険料及び保険税についても、減免申請を行うことを可能とするものであります。  なお、この減免に要する費用については、全額国から財政措置が行われる予定です。  施行期日は、公布の日でございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、議案第33号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 23 ◯議長(南 良徳君) この際、お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 24 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。────和気議員。 25 ◯13番(和気信子君) 今回こうした形で国からの国保のこの減免、コロナ感染で仕事がなくなられた方に、国からのこの支援があるということは、すごくよかったかなというふうに思いますし、泉南市においては、他市ではいろいろ国保についても、減免とかいろんなことを対応していますが、泉南市においては、ない状況の中で、この国がされているということは、すごくよかったかなというふうに思います。  もうちょっと聞きたいんですが、このただし書の追加という形でなっていますが、これはコロナ感染症にかかった方に限ると思いますが、この日付、これは2月1日から令和3年3月31日までとなっていますが、この後、この令和3年3月31日までのところということなんですが、これ以後はどうなるのか。  わざわざこれは条例のこの改正を、抜本的に改正せずに、ただし書において日付も設定されて、こういうふうになっていますが、その辺は今後どうなるのか、その点を教えてください。 26 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 27 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 今回のコロナの感染症の影響により、収入が減少された世帯の方に対する減免というのが、一定国のほうから財政支援が示されまして、その財政支援に応じて今回要綱の制定、もしくは今回の条例の改正をさせていただいているところでございます。  現在、国のほうではその対象とするのを、今、議員から御指摘がございましたように、令和3年3月31日まで、要は、令和2年度までの国民健康保険料・税に対するものということが示されているところではございます。  本市においても、現在のところ、その規定といいますか、その基準に沿った減免のほうを考えておりますが、今後、当然第2波、第3波の可能性もございますが、当然それに応じた国の動きもあると思います。その辺を注視して、令和3年3月31日以降の体制についても考えていきたいというふうに考えております。 28 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。 29 ◯13番(和気信子君) じゃ、今後は来年度においては、またその情勢によって、これを改正するかただし書を増やすかというような形で、これは議論されるということで捉えたらよろしいですね。また、お答えください。  それから、具体的に軽減、亡くなられた方は全額免除ということでお聞きしているんですが、あと仕事がなくなった方とか収入が減った方については、減額のこの減免の率が変わってきますが、申し訳ないんですが、具体的に教えてほしいんですが、300万円以下のときは全部免除、そしてその後、400万円は10分の8という形で免除されるということで、すごく助かるのかなというふうに思います。  一般家庭、大人2人、子ども2人の普通のそういった方は、どれぐらい減額されるのか、この何分の1とか何分の2とかとありますけれども、分かりませんので、どれぐらい減免を、支援をしていただけるのか、その点分かれば教えていただきたい。  それからもう1点は、今回、もう6月から10回払いで国保料が算定されて納付書が送られますが、この減免についても、なかなか難しいので、その納付される国民健康保険に加入している方々への通知ですね。保険料を支払う方と、それから減免の対象になる方々に対しては、通知はどのようにされるのか。  納付が来たら、また上がっていますからね。この2年度においては、国保料も上がっていますので、えらいことやというふうに思いますし、しかしながら、またこのコロナのいろんな関係で収入が減っている方については、減免があるからよかったかなというふうに、いろんな形で思いはいっぱいあると思うんですが、きちんとそれを市民にとってお知らせをして、きちんとお金もまた保険料も払っていただかないといけませんので、しっかりと市民にはお知らせをしていただきたいというふうに思いますが、その点はいかがでしょうか。 30 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 31 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) まず、令和3年3月31日以降につきましては、国の状況等、またその感染の拡大の状況、その辺を踏まえて検討していきたいというふうに考えております。  2点目の減免額がどれくらいかというところでございますが、条件としまして、まず大きく3点ございまして、1点目としまして、前年度の収入が10分の3以上減少しているということと、前年の合計の所得が1,000万円以下であること。  もう1点が、減少が見込まれるその収入以外の前年所得の合計が400万円以下であるという、この条件に合致する方が対象になります。  その上で、前年の合計所得に応じて減免の率が決められております。前年所得が300万以下である場合は全部ということになっております。  したがいまして、例というのはなかなか、その所得が1つというか、収入がいろいろある場合もございますし、1つの収入の場合はありますので、なかなか例示というのは、個々難しいところではございます。  例えば40代の夫婦の方で、2人世帯で世帯所得が200万であったということであれば、大体年間40万6,200円の国保料が賦課されるというふうにされておりますので、今申し上げた3つの条件ですね。その条件に合致するような場合については、所得が300万以下でございますので、全額免除というふうな形になるかと思います。  ただ、所得はいろいろございますし、個々違うと思いますので、それは個別にまたお問合せいただけたらと思います。  もう1点ございましたね。(「納付書のこと」の声あり)ああ、ごめんなさい、納付書ですね。  周知につきましては、当然、来週辺りに令和2年度の納付書を各世帯のほうに送らせていただく予定にしております。  その納付書に併せて、チラシのほうを毎年入れさせていただいているんですが、その中に今回のコロナウイルスの減免の御案内をさせていただいております。  また、ホームページにもその減免がありますというようなこともお知らせしておりますし、また6月号の広報におきましても、ちょっと詳細までは書けていないんですけれども、コロナウイルスの感染症で収入が減った方については、減免がございますというような部分も入れさせていただいておりますので、その辺のところで引き続き、周知を徹底していきたいというふうに考えております。 32 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。 33 ◯13番(和気信子君) ありがとうございました。また、どれぐらい減らされるかも算定されていますよね。次の保険料は、もう送付するわけですから、あなたのところはこれだけですよと、年間保険料はこれだけですよというのを発送するわけですから、それが分かればいいかなというふうに思ったので、お聞きしました。  それと、今回は年度において国保料が上がっていますので、6万円高額に上がって、それでスライドでそれぞれ上がっていますので、受けたときに何で上がっているのかなとか、いろんな思いもありますし、また今回このコロナでいろんな収入が減っている場合においては、減免ができるということもありますので、それを見た方々が難しいから分かりにくいときには、もう多分国保年金課、国保のほうにいろんな問合せもあると思いますので、すごく大変な状況にもなると思いますので、きちっと対応と、それから丁寧な説明をしていただきたいんです。  難しいので、私たちが聞かれてもなかなか分からないし、やっぱり市民にとってはお金の問題ですので、しっかりと対応をお願いしたいなというふうに思いますので、その点、いかがですか。 34 ◯議長(南 良徳君) 野澤理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長。 35 ◯理事兼福祉保険部長兼福祉事務所長(野澤幸徳君) 窓口対応につきましては、日頃から市民の方に御丁寧に御説明するようには努めているところでございますが、今回はいろんなケース、減免に対する対象の方もかなりおられると思いますので、その辺は丁寧に、より丁寧に御説明をさせていただきたいというふうに考えております。 36 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議案第33号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 37 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第33号は、原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、日程第9、委員会提出議案第2号「梶本茂躾議員に対する議員辞職勧告決議について」を議題といたします。  本件につきましては、梶本茂躾議員の一身上に関する事件でありますので、地方自治法第117条の規定により、除斥を求めます。  〔梶本茂躾議員退席〕 38 ◯議長(南 良徳君) 本件に関し、提出者を代表して、森 裕文議員から提案理由並びに趣旨の説明を求めます。森議員。 39 ◯15番(森 裕文君) ただいま上程されました委員会提出議案第2号、梶本茂躾議員に対する議員辞職勧告決議について、決議案の朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。  梶本茂躾議員に対する議員辞職勧告決議(案)。  梶本茂躾議員は、4月10日未明、市民の方が新型コロナウイルス感染症に感染されたという大阪府の発表を受け、感染された方の人権を侵害するような信じ難い表現を用いて、自身のフェイスブックに投稿したものである。  このような行為は、新型コロナウイルスに感染された方を傷つけただけでなく、周囲からの心無い言動や過剰な反応などにより、大変苦しんでおられるご家族に対する偏見や差別を助長するものであり、断じて許されるものではない。  本市においても、市民皆様に対し、新型コロナウイルス感染症についての正確な知識や正しい情報に基づき、人権意識をもって、冷静な判断・行動をお願いしているにもかかわらず、今般の梶本茂躾議員の行動は、市民をはじめ多くの方々の信用を失墜させる行為であるとともに、市民の厳粛な信託を受けた市議会への信頼と名誉を著しく傷つけたものである。  このことからも、新型コロナウイルスに感染された方だけでなく関係者等に対する道義的、社会的責任を考えたとき、直ちに議員を辞職すべきである。  以上の理由により、梶本茂躾議員に対し、直ちにその職を辞することを勧告するものである。  以上、決議する。  令和2年6月9日 泉南議会。  以上、甚だ簡単ではございますが、提案理由の説明に替えさせていただきます。  議員各位におかれましては、よろしく御賛同のほどお願い申し上げます。 40 ◯議長(南 良徳君) これより提出者の説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。────古谷議員。 41 ◯8番(古谷公俊君) すみません。これは、議会運営委員会の委員長に質問といいますか、今現在これは辞職勧告で、議会からの勧告にしかすぎないんですけれども、今現在、梶本議員は監査委員をやられていますよね。それの扱いについて、やっぱり市民から苦情が来ておりまして、議員報酬も監査委員は給料多い中、やっぱりその辺の形で議会とか監査委員の立場で泉南市ですか、何を考えているんだということで、ちょっと市民から何人かお叱りを受けました。  その辺の扱いについて、どう考えられているのかどうか、ちょっとお答え願いたいと思います。 42 ◯議長(南 良徳君) 森議員。 43 ◯15番(森 裕文君) 監査委員の件につきましては、議会運営委員会においては議論をしておりません。したがいまして、ここで私の個人的な見解を述べることは差し控えたいと思いますので、そういう機会をまた議会皆さんと御相談の上、つくっていただければと思っております。 44 ◯議長(南 良徳君) 古谷議員。 45 ◯8番(古谷公俊君) ぜひ機会を持っていただきたいなと。今回可決されても、拘束力が全くない状態で、そのまま議会にも携わりながら監査委員というところで名前が載ると、やっぱり泉南議会として何をしているんだということに、今このコロナ感染のこういう市民感情を逆なでする中の状況の中で、その辺は真剣に取り組んでいるのかということも、お叱りを受けていることも多々ございますので、その辺はまた議題に上げていただければなと思いますので、よろしくお願いします。答弁はもう結構です。 46 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。  以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより委員会提出議案第2号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 47 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって委員会提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。  梶本茂躾議員の入場を願います。  〔梶本茂躾議員入場〕 48 ◯議長(南 良徳君) 次に、日程第10、議員提出議案第2号「公立・公的病院の一方的な再編統合に反対し、済生会新泉南病院の存続を求める意見書について」を議題といたします。  本件に関し、提出者を代表して、大森和夫議員から提案理由並びに趣旨の説明を求めます。大森議員。 49 ◯12番(大森和夫君) 案文を朗読して提案に替えます。  公立・公的病院の一方的な再編統合に反対し、済生会新泉南病院の存続を求める意見書(案)。  新型コロナウイルス感染症による深刻な事態が広がり、医療崩壊を危惧されています。医療機関が少ない泉南地域では、公立・公的病院の果たす役割がますます重要になっています。ところが、厚生労働省は済生会新泉南病院(以後、新泉南病院)や生長会阪南市立病院を含む全国424の公立・公的病院について、「再編統合について特に議論が必要だ」とする分析をまとめ、一方的に病院名を発表した。  済生会新泉南病院は市民病院のない泉南市において準市民病院(公的病院)として地域医療に貢献している。新泉南病院の健康管理センターは健診を通して生活習慣病の予防やがんの早期発見に役立ち、無料低額診療事業とともに地域の命と健康を守る砦になっている。  新泉南病院を中心とした済生会泉南医療福祉センターは、介護施設と連携して総合的な医療・福祉サービスを提供し、切れ目ないサービスを提供している。新泉南病院は泉南市にとって必要不可欠な地域に根付いた医療機関である。  厚生労働省が「再編統合について特に議論が必要だ」と判断に使った資料は古く、新泉南病院の病床は急性期から回復期に転換され、大阪府も認められる改善が実現している。泉南市も新泉南病院が引き続き、この地域での医療を受け持つことを望んでいる。  全国知事会など地方3団体は「地域住民の不信を招いている」とする意見書を出した。また、病院名が公表されたことで、風評被害などの影響が出ている。しかし厚生労働省は「機械的な対応はしない」、「強制はしない」と繰り返しているが、今年9月までに結論を求める方針も変えていない。  よって国におかれては、再編整備の対象とした病院名の公表を撤回するとともに、地域医療の充実に取り組まれることを強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。皆さんの御賛同をよろしくお願い申し上げます。 50 ◯議長(南 良徳君) お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 51 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより提出者の説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。  以上で本件に対する質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。
     以上で本件に対する討論を終結いたします。  これより議員提出議案第2号を採決いたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」「異議あり」の声あり〕 52 ◯議長(南 良徳君) ただいまの議長の宣告に対し、御異議がありますので、本件につきましては、起立により採決をいたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成議員起立を求めます。  〔賛成者起立〕 53 ◯議長(南 良徳君) 起立多数であります。よって議員提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。  ただいま可決されました意見書については、送付先等、その取扱いは議長に一任していただきますようお願いを申し上げます。  次に、日程第11、閉会中の継続調査を議題といたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から各所管事務の調査のため、会議規則第111条の規定により、タブレットに掲載いたしました申出のとおり、閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、所管事務の調査について、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声あり〕 54 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって各委員長からの申出のとおり、所管事務の調査について、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。  以上で本日の日程は全部終了し、今定例会に付議された事件は、全部終了いたしました。  連日にわたり、慎重なる御審議を賜りまして、誠にありがとうございました。  これをもちまして、令和2年第2回泉南議会定例会を閉会いたします。       午前11時26分 閉会                     (了) 署 名 議 員  大阪泉南議会議長   南   良 徳  大阪泉南議会議員   和 気 信 子  大阪泉南議会議員   田 畑   仁 © Sennan City, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...